県道81号から784号のT字路。
自動販売機のところで小休止をしていたら、何かが舞った。
最初は花粉かなと思ったが、桜の花びらであった。
足元に花びら一枚。
県道783号から請取峠へ。
奈良県道・三重県道783号土屋原飯高線は奈良県宇陀郡御杖村から三重県松阪市に至る一般県道である。県道の請取峠付近は未舗装の狭隘道路となっており、乗用車での通行は困難である。(Wikipediaより引用)
10時40分頃、行き止まり。
GPSの電波は届いていない。予定では赤いラインだったけど、奈良県天理市にある某宗教団体の所有地のため通行不可であった。
行き止まりではあるが、細い道らしきものがあるではないか・・・?
ところが・・・?
丸木橋・・・?
しばし休憩、小さな虫たちにとってこの場所はパラダイスなんだろう・・・?
足を一歩出してふんばって、よっこらしょっと自転車を持ち上げる。
はぁはぁしながらまた一歩。
やっと尾根らしきところまでやってきた。
靴の中にいろんなものが入って、靴下は汚れてしまった。
携帯の電波が入っているようなので位置確認。
・・・?
室生黒岩を後で調べたら、かなり違う。
たぶん現在位置が旗印のところで、赤丸が携帯の位置情報。
請取峠への案内表示。
これでなんとか三重県飯高町へ出られると思ったが・・・?
滑落の恐れ・・・、右手で自転車を持って担いだりしても、足元を確保するために左手は何かを掴まなければならない。
こういう場合、気合いから罵りに変化する。
「くそぉ、ボケ・カスぅ!!」 そうしたら、なんとか先に進めた。
やっと自転車に乗れる。
ダートの下りはハンドルを取られて怖い、おまけにブレーキのワイヤーが伸びている。
中央構造線。
このような地質・地層を見てもあまり感動がない、なぜだろう・・・?
20~30分の仮眠。
あとは新道峠から御杖村へとおもったが・・・?
だだ今午後4時過ぎ、案内板によると峠まで2時間ほどかかるらしい。
読みがあまかった。
なんとかなるさモード突入。
天気もいいし、写真写りはよくないが景色もいい。
ここの近くで土偶が発掘された場所がある、そこに寄る時間がない。
教育委員会の画像を拝借。
粥見井尻遺跡の土偶。
午後8時45分、上本町行きに松阪駅から乗車。
駅で、JRの駅員に咎められた。
駅員は正しい、悪いのは私。 100円ショップで購入した自転車カバーを被せただけで電車に乗り込もうとしたら注意されるのもあたりまえ。
しかし、JRさん。 どんな企業努力をしてきたんだ!?
こんな企画はどうだろう 「地獄の沙汰も銭次第ツアー」