2010年7月8日木曜日

銚子

銚子を運んでいる女が二人のうしろを通りかかって足をとめ、坂根の背中からその手の写真をのぞきこんだ。
「まあ、きれいな写真。・・・・・・それ、何ですの、米つき臼ですか?」
と、顔を傾けて訊いた。(火の路・松本清張より) 

上記から、トレース。
上記から、トレース。

餅は中国・朝鮮半島地域・東南アジアなどに多くの種類がある。
餅(もち)とは、穀物、特に米に水分と熱を加えた後に、外力を加えて練り合わせ、成形した食品の一種でつき餅(搗き餅)ともいう。その他に世界各国で、「穀物の粉」を水を加えて練って蒸しあげたものも、餅といい、日本では練り餅ともいうが、餅といえばつき餅をさす場合が多い。

もち米(-こめ、-まい・糯米 糯とも言う。近年は餅米との表記も)とは、粘り気の多いコメの一種類である。
主に日本、朝鮮半島、中国、フィリピン、タイ王国、ラオス、インドネシア、インド、ベトナム、ミャンマーなどで栽培されている。

道明寺粉(どうみょうじこ)とは、水に浸し蒸したもち米を粗めにひいた食品。乾飯や煎り種の一種。
大阪府藤井寺市の道明寺で最初に作られ、保存食として使われたのが起源とされる。

日本酒
日本列島に住む人々がいつ頃から米を原料とした酒を造るようになったのかは定かではないが、稲作、とりわけ水稲の耕作が定着し、安定して米が収穫できるようになってからのことであるのは確かと思われる。
奈良時代の同時期に口噛みによるものと麹によるものというまったく異なる醸造法が記録されている。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部転載)

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